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子育て世帯は特に必見!「子供が家を壊した」時に自腹を切る前に確認すべきこと

ブログ

2026.04.28

家の中で元気に遊び回る子供たち。しかし、次の瞬間にバキッ、ガチャンという音が響き、目の前には壁の穴や割れたガラスが……。

子供がやったことだし、修繕費は自腹で出すしかないと諦めて、カレンダーで壁の穴を隠したり、ラグで床の傷を隠しているなら、それは非常にもったいない話です。

実は、あなたが加入している火災保険の「破損・汚損(不測かつ突発的な事故)」特約で、それらの修理費用がカバーできる可能性が高いのです。

1. 「建物の内部」で直せる!よくある破損事例

火災保険の「建物」には、壁や床、備え付けの設備が含まれます。赤ちゃんや小さな子供がいる室内で起きやすい、保険対象の代表例です。

• 壁・建具: おもちゃを投げたことによる壁の穴、ふざけて剥がした壁紙の破れ、室内ドアの穴・凹み、ドアガラスの割れ

• 床・足元: 重たいおもちゃや家電を落とした際のフローリングの深い凹み・キズ、クッションフロアの破れ

• 水回り: 踏み台から足を踏み外した拍子に割れた洗面ボウル、硬いものを落として入った便器のヒビ、キッチンカウンターの欠け、シャワーヘッドの破損

• 窓・開口部: 室内でのボール遊びなどによる窓ガラスの割れ、網戸に突っ込んだことによる枠の歪みやネットの突き破り

• 固定設備: カーテンにぶら下がって外れたレール、ブラインドのメカ故障、クローゼット扉の脱落、インターホン親機の画面割れ、壁スイッチの陥没

2. 赤ちゃんや小さな子供がいる家庭特有のトラブル

乳幼児がいるご家庭では、大人が想像もしない形で住まいや家財がダメージを受けることがあります。

• 予期せぬ「水濡れ」故障: 飲み物をこぼしただけでなく、赤ちゃんが物を口に入れた際の「唾液」が精密機器の隙間に入り込んでショートした、といったケース。

• 激しい「汚損」: 嘔吐してしまい、専門のクリーニングでも取れないシミがソファやカーペットに残ったケース。

これらは、親がどれだけ注意していても防ぎきれない不測かつ突発的な事故として、保険の補償対象として認められるケースが多々あります。

3. 「家財(動産)」の補償範囲と注意点

建物以外の持ち物も家財として対象になります。子供による叩きつけや落下で壊れた際、以下のモノが申請候補です。

• 対象になるモノ一覧:

テレビ(液晶画面)、レコーダー、リモコン類、据え置き型ゲーム機、電子レンジ、炊飯器、空気清浄機、加湿器、カメラ、ビデオカメラ、電子ピアノ、キーボード、テーブル、椅子、ソファ、ベッド、棚などの置き家具

• 全額出ない場合がある: 家財は使用年数に応じた「経年劣化」が加味されるため、購入時の全額ではなく、現在の価値(時価)での算出となり、買い替え費用に足りないことがあります。

• 対象外のモノ: スマホ、タブレット、ノートPCなどの「持ち歩く電子機器」は除外されている契約がほとんどです。また、眼鏡、コンタクト、紛失、単なる落書き、経年劣化そのものによる故障も対象外です。

4. 知らないと損する!出る・出ないの境界線

本当にお金が出るかどうかを確認するために、以下の3点を今すぐチェックしてください。

• 「免責金額(自己負担額)」はいくらか: 免責がなしや少額設定であれば、積極的に活用すべきです。

• 「いつ・どこで・どうやって」が明確か: 事故の状況を具体的に説明できる必要があります。

• 機能に支障があるか: 見た目が少し傷ついただけでなく、本来の機能に支障が出ていることが条件です。

5. 損をしないための申請手順

これ、いけるかも?と思ったら、すぐに以下の準備をしましょう。

1. 写真は直す前に撮る: 証拠がすべてです。スマホで被害状況(全体とアップ)を撮影してください。

2. 見積書を取る: 修理にいくらかかるかの証明が必要です。

3. 「うっかり」を正直に伝える: 隠さず、事実を正確に代理店へ伝えましょう。

火災保険は火事の時だけのものではありません。月々わずか数百円の特約料金で、数万〜数十万円の修繕費をカバーできる最強の家計防衛ツールです。

子供がやったことだから……と諦めるのは、保険証券を確認してからでも遅くありません。今すぐ、あなたの保険の「破損・汚損特約」と「免責金額」をチェックしてみてください。

知っている人だけが、住まいの美しさと家計を守れるのです。